クエン酸で疲労回復
「クエン酸」という言葉自体は最近よく聞くことがあります。クエン酸はいい物である、という認識はあれどそもそもクエン酸ってどういう効果を持ったものなんでしょうか?
クエン酸とはすっぱい味の原因です。
梅干し、ミカン、お酢そしてレモン。これらが酸っぱい味がするのは、実はクエン酸がふんだんに入っているからなのです。そして、その酸っぱいという味は弱アルカリ性であり、人間の体も弱アルカリ性なのです。
クエン酸のもっとも有名な効果は疲労回復です。
酸っぱい味が苦手、という事であまり摂取しない、なんて人も結構いると思います。しかしキチンと摂取しないと体調を崩してしまうことになりかねません。
なぜなら、人は運動したり、ストレスを感じたりすると、疲労物質と呼ばれる”乳酸”を意図しないうちに作り上げてしまいます。これは自然に消滅したり、流れていくことは少なく、どんどん体の中にたまっていってしまいます。そして厄介なことに・・・
乳酸はたまってしまうと疲労回復の妨げになったり、筋肉痛の原因になってしまうのです。
それによってまたストレスを感じたり・・・と悪循環に嵌ってしまうのです。
クエン酸を摂取することで、体の血液を循環させ、乳酸を炭酸ガスに分解してくれるので、体の調子が良くなり、疲れがたまりにくい体に変化していくのです。
リンゴ酸で腸内環境改善
リンゴ酸、と聞くだけでああこれはリンゴから抽出される成分だな、と大体イメージできますよね。
そのとおり、リンゴ酸は爽やかな酸味のある成分で、もちろんリンゴが代表的ですが、石榴やバナナ、ブドウなんかにも含まれています。
リンゴ酸もクエン酸の効果とおなじく
・疲労回復
・肉体疲労の軽減
・自然治癒能力の上昇
などが主にあげられます。
体内の炎症にも効果があり、気管支炎、肺炎などの症状の改善をすすめるという効果も
胃や腸の調子を整えるという作用も持っていて、体の内側から癒してくれる物質と言ってもいいでしょう。